プロポーズは南の島の月明かりの下で <前編> 結婚のきっかけ

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プロポーズは南の島の月明かりの下で <前編>

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結婚のきっかけ編集室

2018-9-18

プロポーズは南の島の月明かりの下で <前編> -

知り合う前に同じイベントですれ違っていた二人は、いつしか運命の糸で手繰り寄せられます。「まさか、結婚するとは思わなかった!」と口を揃えるお二人。「健康に対する情熱」がつなげた二人の出会いとは・・・

虎ノ門カイロプラクティック院」の院長である碓田拓磨(うすだたくま)さんと、同院でカイロプラクターをされている奥様の碓田紗由里(うすださゆり)さんは結婚1年半の新婚カップルです。



ご結婚式はいつ挙げられたのですか?



紗由里さん:
2011年の10月1日です。10月1日の深夜1:30に区役所へ行って入籍の手続きをしてもらい、その日の昼に結婚式を挙げました。



お二人の出会いは?



拓磨さん:
出会いはカイロプラクティックのイベントです。
そのイベントで僕は主催者側の一人で、司会をやることになっていたんですが、イベントの受付の手伝いをしてくれる女の子を探していたんです。
彼女は、以前ここに勤めていた女の子の友達で、その子を通じて彼女と知り合うことになりました。



紗由里さん:
たまたま、別のセミナー会場で彼女に久しぶりに会った時に、「今度イベントがあるのでお手伝いしてくれない?」って頼まれたんです。
そのイベントには以前から参加はしていたのですが、一参加者としてでした。
拓磨先生と知り合うもっと前、お互い同じ場所にはいたはずなんですが、その時は面識がなかったし、全然知らなかったのです。



拓磨さん:
その時にも、僕は司会をしていたのですが、彼女は司会をやってた僕の記憶もないんだよね。



不思議ですね。その何年か後に運命の糸が、面識もなかった二人を結びつけることになるんですね。



拓磨さん:
そのイベントで彼女が手伝ってくれていることは打ち上げの時に初めて知ったんです。それで、お互いに名刺交換をしました。その時が最初に彼女を認識した時かな。うん。



紗由里さん:
それから半年後くらいにメールで連絡が来て・・・。



拓磨さん:
さっきの子(紗由里さんを紹介してくれた)が独立するので、後釜を探していたんですがなかなかいなくて。
それで、以前名刺を交換していた彼女のことが浮かんだので、その子に聞いてみたら、「今、勤めているからどうですかね」って言われたのですが、ダメもとでメールしてみました。そうしたら、「もう2、3か月待ってくれれば、そちらに行ってもいいです」っていうことだったので、「全然構わないので来て!」っていうことになって。



お二人が付き合うまでの過程を教えてください。



紗由里さん:
ここ(診療所)が終わってから、食事によく行っていたんですね。



拓磨さん:
僕は独り者なんで彼女に食事につきあってもらっていたんです。それで・・・いつの間にか・・・(笑)



彼女のどんなところが好きに?



拓磨さん:
当時、彼女は電車で通勤していたんですが、夜遅く帰ると酔っ払いとかがそのまま寝ちゃっていて、終着駅で降りないとそのまま始発駅に折り返していっちゃうわけじゃないですか。で、そういう寝ちゃった人達を見過ごせないから、終着駅で起こして回ったって。



紗由里さん:
ひとつの車両だけなんですけれどね・・・。



拓磨さん:
それで、その話を聞いて「ああ、優しいとこあるんだなあー」ってポイントがガガッと上がりましたよね。
「この子は優しい子なんだ」って改めて思ったんです。
第一印象は感じのいい子だなあ、かわいい子だなあとは思っていましたが、少なくとも一目ぼれではなかったです。



紗由里さん:
私も一目ぼれではなかったです。
でも、初めてお会いした時に「ああ、なんてパワフルな人なんだろう」っていう印象は持っていました。イベントでも盛り上げ役でしたので、明るく素敵な先生だなあと思っていました。 その頃、私、仕事で伸び悩んでいたんです。そんな時に丁度、先生からメールがあったので、ここに来ることにしたんです。

そしたら、変わらず明るくパワフルで。ああ、いつも変わらない人なんだなって。素敵だなあってずっと思っていましたね。恋愛とかではなく、先生としてですよ(笑)!

プロポーズは南の島の月明かりの下で <前編> - 先生の本を買って読んでいたら本人から連絡が!

先生の本を買って読んでいたら本人から連絡が!

仕事での伸び悩んでいたというのは?



紗由里さん:
うーん。施術後しばらくは良くなっても、元に状態に戻ってしまう人が多かったんです。それで、なんでだろう、なんでだろうって。
その時は、あまり普段の姿勢指導や生活相談などはやっていなかったんですね。今のままじゃ、あまりマッサージと変わらないじゃないかって、ずっと悩んでいたんです。

そんな時にイベントで拓磨先生のお話を聞いて、ああ、生活での指導が足りなかったんだなあって気が付いて、そういうのを勉強したいなあと思って先生の本を買って読んだりしていたところに、丁度、ご本人から連絡が来たので、「もうこれは行くしかない!」って思って。



先生の本を読んでいた時に連絡が来るなんて運命を感じませんでしたか?



紗由里さん:
うーん。まさか結婚することになるとも思っていなかったし、恋愛対象としても見ていたわけではなく、素敵な先生だなっていうくらいです。
ここに前勤めていた女性は専門学校の同期で、彼女が独立していって、他の同期もどんどん独立して開業していたんです。
だから、私もなるべく早く独立したいと思っていたんですね。
ここの採用条件が「長くても3年」っていうお話だったので、ああ、期限が決められているんだったら、むしろ有難いって思って、そういったこともあってここに来ることに決めました。



拓磨さん:
こういう仕事をしている人って独立志向が強いんです。だから短期間で仕事を覚えて独立するくらいの方がその人も一生懸命やるじゃないですか。
それで、期限を決めて、その間一生懸命働いてもらおうと思っていたんです。



男性として意識し始めたのは?



紗由里さん:
うーん。いつなのかわからないんです。徐々に! 徐々に! 徐々にです!
これっていうのは思い当たらないですね。



拓磨さん:
度を越してしまったらいけないと思っていたんですが、食事に誘っても別に大丈夫だし、「おお! これはいけるんじゃないか?!」って(笑)
でもね、僕の誕生日に彼女がお箸をプレゼントしてくれたんです。そのお箸に、「碓田」って名前が彫り込まれていたんです。「おお! これはありがとう」ってうれしかったですよ。

彼女は家も遠かったし、こんな彫り物なんて既製品であるわけないじゃないですか。
しかも珍しい名字だから「どうしたの? このお箸、いつ作りにいったの?」って聞いたら、休みを返上して作ってくれたっていうんですよ。忙しいのにわざわざ作ってくれたんです。
そんなことまで普通やってくれるかな? ひょっとして満更でもないんじゃあないの?!っていう感じで・・・(笑)

「先生の為に作ってきました!」っていう感じだったので、まあ、そのあたりで「ひょっとしたら気があるのかなー」っていうのは感じてましたね。



紗由里さん:
その頃は(想いが)ちょっとあったかなー?



それからどうなったんですか?



紗由里さん:
その後、食事を一緒にするのが普通になってきました。

食べ物の趣味も近かった?



拓磨さん:
そうですね。最初、彼女はお酒をあまり飲めなかったんです。
ビール1杯くらいで、次はワインかサワーとかカクテルだったんですが、最近では一番好きなのは日本酒になって、随分飲めるようになってきて。



紗由里さん:
そうなんです。日本酒は全く飲めなかったんですけど、付き合っているうちにだんだん飲めるようになって。
実は今、妊娠中なんです・・・だから今は飲めなくなって・・・。



エー!!! おめでとうございます!



紗由里さん:
ありがとうございます。



拓磨さん:
で、妊娠してお酒を飲まなくなったら、周りがね、みんな心配して「どうしたの? どうしたの?」って。
そう言われるくらい呑兵衛になっていたんですよ。今まで散々飲んでいたのにピタッとやめたので。



紗由里さん:
そうなんです。だから、食事に行くたびにみんなに妊娠だって伝えて・・・。
「日本酒の会」とかも作っていたのですが、暫くはお休みです。



さっきの味の話ですが、拓磨さんは長野で、奥様は山口ですよね? そういう地域性の差は?



拓磨さん:
ないですね。僕以上に彼女は好き嫌いはないんで。



紗由里さん:
私はもともと好き嫌いがないので。



結婚してからのお料理も味付けに関しても問題ないですか。



拓磨さん:
基本的に味付けも大丈夫です。



紗由里さん:
彼は結構料理を作るんです。



拓磨さん:
僕は学生時代調理場でアルバイトしていたことがあるので、包丁が使えるのと、結構作るのが好きなんですよね。味を変えたりとか、こうやったら美味しくなるんじゃないかとか考えるのが好きなのです。
でも、僕の味付けでそんなに問題ないですね。ちょっと彼女は薄味が好きですけど。
最近は、彼女の体のこともあるので、ますます頑張って作ろうって思うようになりました。
食品添加物とか急に気になりだすようになって、外食も随分減りました。


プロポーズは南の島の月明かりの下で <前編> - プロポーズは南の島で・・・

プロポーズは南の島で・・・

そんなお二人が「付き合うきっかけ」ってなんだったのですか?



紗由里さん:
いろいろ食べ歩きをしていて、ある駅で・・・降りた時にいろいろ言われたんです。



拓磨さん:
「僕と付き合ったら幸せにしてあげるよ・・・」くらいな事を。でも僕は相当酔っぱらっていて実はあまり覚えていないんです。



紗由里さん:
え?! ひどい(笑)! まあ、でもそんな気はしていました・・・。



拓磨さん:
そんなことを言ったなあーという程度のことは覚えていますが、一言一句までは覚えていなくて。



紗由里さん:
でも、私も、正直長すぎて何を言われたか覚えてないんです(笑) 15分くらいはあったかな・・・。



拓磨さん:
え? そうなの?



紗由里さん:
でも、とても情熱的な言葉をいろいろ言ってくれたんです。それで、こんなに言ってくれるなんて女として幸せだわって思って、それで気持ちがぐっと上がりましたね。
で、その頃くらいに付き合い始めました。



結婚しようと思ったきっかけは?



拓磨さん:
何があって結婚しようと思ったっていうのは特になかったかな。このまま大ゲンカをしなければ結婚するんだろうなとは思っていました。 でも、それはそれでちゃんとプロポーズはしましたよ!



紗由里さん:
プロ―ポーズは南の島でした。ミクロネシアの小っちゃい島。



拓磨さん:
ストレートに「結婚しよう」みたいなことを言いました。
たまたまそこでプロポーズをしたっていう感じです。



紗由里さん:
素敵でした。夜、みんなで外に椅子をだして寝ていて、私たちも海を見ながらゆったり過ごしていて・・・月が出ていて・・・。
彼が急にむくっと起き上がって・・・言ってくれたんです。



素敵ですねー



拓磨さん:
うれしいですね。あの時の事をこんなに覚えていてくれたんだなあって。



紗由里さん:
うふふ。けっこう突然だったんです。さっきまで寝ていたのに!って。



拓磨さん:
旅行中のどこかでプロポーズを・・・くらいは思っていたのかな。あまり意識していたわけじゃなかったんです。スゴイ小さい島で、行くまではどんなところかわからなかったし、プロポーズするぞっていう感じではなかったのですが、いざ行ったら、一緒に泊まる方々とも打ち解けて仲良くなって、ろうそくの明かりで12時くらいまで飲んでいたんです。

なかなか言うタイミングが正直難しかったんですが、うとうとしていて、ぱっと目を開けたら、みんなが寝静まってる・・・よし! 今だーって(笑)



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※虎ノ門カイロではメールでのご予約は現在お受けしていません。ご予約の際はお電話にてご予約下さい。
日本で数少ないDC(ドクター学位)を持つカイロプラクターである碓田拓磨氏は現在、早稲田大学・放送大学の講師も務めていらっしゃいます。
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<後編へつづく>
インタビュー 2013年5月26日
碓田拓磨さん・紗由里さん 結婚のきっかけ

碓田拓磨さん・紗由里さん 結婚のきっかけ