ファッション業界で出会った二人。プロポーズは代官山でおしゃれに?!<前編> 結婚のきっかけ

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ファッション業界で出会った二人。プロポーズは代官山でおしゃれに?!<前編>

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結婚のきっかけ編集室

2018-9-21

ファッション業界で出会った二人。プロポーズは代官山でおしゃれに?!<前編> -

「ブライダルブランドを通して、結婚っていいものだっていうことを伝えられればいいな」と語ってくださった真由美さん。大手商社にお勤めの千葉宣宏さんとは結婚3年目です。

おふたりの出会いは?

真由美さん:
私は以前、現在の会社で靴のバイヤーをしていたんです。 たまたま、バイイングのお手伝いをしてもらっていた友人(女性)と買い付けに行ったショールームに彼が来ていたんです。そこで初めて彼に出会いました。
彼はそれまでイタリアに住んでいたのですが、イタリアから帰国して、半年位した時でした。
友人はイタリアと日本に半分ずつ住んでいる人だったので、イタリアにいるはずの彼が日本にいたので「なんでいるの?」みたいな話から「僕、帰って来たんです」という話になって。
だから、出会ったきっかけは、その時にいた共通の知人だった彼女なんです。
それで「丁度いいから、仕事で彼に担当してもらおう」ということになり、お仕事を手伝っていただくことになりました。
その彼女がしきりに私に「彼に合コンしてもらいなよ」と言ってくれたこともあり、2回合コンしたんです。彼とは「誰かくっつけばいいよね」っていうくらいの話をしていて、その時はお互いに意識もしていませんでした。



宣宏さん:
結婚する5年前に展示会で出会って、合コンしたのはその翌年の春だったね。
もう、お客様としてしか思っていなくて。取引先様的な感じで接していたので・・・。



真由美さん:
実は彼、その2回とも合コン中に酔って寝ちゃったんです。「なんかダメな人だなあ」って思っていました(笑)



宣宏さん:
朝まで飲んでいたのですが、千鳥足で帰って何も覚えていないみたいな状態だったんです。



真由美さん:
寝てしまう彼を見て、ほっとけないなーって思ってしまいました。一番ひどい姿を見ていたので、なんか支えてあげなきゃみたいな感じになってしまったんです。どちらかといえば、私の方が先に、気になり始めていたようです。



最初のデートはどちらから誘ったの?



真由美さん:
丸の内に行った時・・・かな。



宣宏さん:
そうだね。丸の内に行ったときかな。正確にはデートというのではなかったんです。
そのときは5月初旬だったかな。たまたま僕の友達が遊びに来ていてみんなでご飯を食べにいったんですが、そのあと僕から「よかったら飲みに行きませんか?」って彼女を誘って二人だけで飲みに行ったんです。
その後、数日経って付き合うことになりました。



真由美さん:
彼はこの前の合コンで寝ちゃったのを謝りたいっていう感じでした。



ということは、ご主人はその時ちょっと気持ちがあったのですね?



宣宏さん:
ちょっとあったかもしれない・・・(笑)



4年くらいのお付き合いを経て、結婚したわけですね?



真由美さん:
はい。ふたりとも同じような職業なので、その頃はすごくお互い忙しくて。
20代なので働かなきゃっていう感じもあって、デートといっても夜1時に家の近くのラーメン屋で待ち合わせようとか、そういう感じでした。
お互いに忙しかったから付き合ってこれたのかなって思います。
土日もお互い同じペースで仕事をしていたので、映画を見たりなどのデートらしいデートはあまりしていないんです。
ただ、夏休みに二人でグアムに行ったり、国内旅行に行ったりしていましたけれど。あとは私の実家の北海道に行ったり、彼の実家の福島へ行ったりと、二人より家族で過ごす時間が多かったです。

ファッション業界で出会った二人。プロポーズは代官山でおしゃれに?!<前編> - クリスマスのプロポーズ

クリスマスのプロポーズ

プロポーズはいつ?



宣宏さん:
プロポーズは2010年の12月24日、クリスマスです。



真由美さん:
よくあるパターンです(笑)



宣宏さん:
べたな感じで恥ずかしいんですけど。



プロポーズは突然?



真由美さん:
突然と言えば突然ですね。食事に行こうと言われてはいたのですが・・・。
初めて出会った場所が、代官山のボールルームという展示場だったのですが、そこの前に歩道橋があるんです。



宣宏さん:
本当はボールルームの展示場に行きたかったんですが・・・。



真由美さん:
そこはレンタルスペースなので、何か催されていないとオープンしていないんです。もちろんその時は、クローズしていて・・・それで、そこが見える、出来るだけ近い距離に行きプロポーズしたかったらしく・・・。



宣宏さん:
初めて出会ったところに近い場所でプロポーズできたらいいなって。
どこが一番良いかなって考えた時に、一番最初に出会った場所が一番記念になるというか、どんなところよりも思い出深い場所になるはずなので、自分でもそういった想いでした。東京タワーとかスカイツリーとかロマンチックな場所はいろいろあるんでしょうけど。
一番二人の想い出に残ると思ったんです。すぐに行けるし良い場所だなって思って。



真由美さん:
そこに行きたいっていう理由を全然知らなかったので「なんで? どこに行くの? 寒いのにどこに連れて行くの?」って(笑)



それは食事のあと?



宣宏さん:
いえ、食事の前です。



真由美さん:
しかも、すぐにレストランに行くと思っていたのでトイレを我慢してて・・・それで、コンビニでトイレ借りたりして(笑)



宣宏さん:
あんまりかっこよくないですけれどね。ご飯食べてお酒飲んでからそこにっていうことも考えたんですけれど、もう気持ち的に先に済ませたいっていう・・・食べるに食べれない! みたいなのがあったので(笑)



真由美さん:
それで、ボールルームが見える歩道橋の上でプロポーズしてくれました。



宣宏さん:
あの時はスゴイ緊張して頭が真っ白だったんで「僕らが初めて出会った場所だから、ここにいつでも来れるように、ずっと二人で永く生きていきたい。ここからもう一回スタートしたい!」っていうことを言ったはずです。



真由美さん:
あと・・・家族になりましょう。って言ってくれました。
それって?・・・って聞き返しましたけど(笑)



指輪もその時?



宣宏さん:
いえ、その時は指輪はなかったんです。はやる気持ちが前に出ちゃって。食事の前だったし、でも、想いだけは先に伝えようと思って・・・。
全然、ロマンチックではないんですけれど。



真由美さん:
最初に彼が「ここで知り合ったよね?」って歩道橋からビルの5階くらいを指差したんです。
その時はもしや?って思ったんですけど、何か光ったりとかサプライズかなってジーッと見ちゃったんですけど何も変わらなくて(笑)



宣宏さん:
借りたかったんだけど、借りなかったんです(笑)。



真由美さん:
そしたら、彼がボールルームは借りられなかったって。
「あそこを借りるだけで何十万ってするから、逆にそんなところ借りるなんて、もったいないって怒ると思って借りなかったよ」って言われたんです(笑)



すぐにOKは出したんですか?



真由美さん:
いえ。すぐには答えませんでした。冗談で、ちょっと何日か後に言うよっていいながら(笑)
でも、普通に「そうだね、ありがとう」って言いましたけれど。



えー? すぐには返事をしなかったんですか?



宣宏さん:
そうなんです。けっこう焦りました。



真由美さん:
でも、一週間後くらいに初めてデートをしたバーに行ったんですが、私から「結婚してください。よろしくお願いします。」って彼にちゃんと伝えました。



返事を待っている間ってどんな気持ちでした?



宣宏さん:
もしかしてダメって言われたらどうしようって思っていました。
けっこう焦ったんですけど、自分が出来る事は精一杯やったので、信じて待つしかないかなって思っていました。



真由美さん:
もちろん、答えは決めていたのですが、今度、次に行った場所でそういう風な話ができたらいいなって思っていたんです。

ファッション業界で出会った二人。プロポーズは代官山でおしゃれに?!<前編> - 結婚を決めた決めては・・・

結婚を決めた決めては・・・

結婚を決めた決めてって何?



宣宏さん:
彼女は心がきれいというか、この人だったら何かあってもダメにならないで、一緒に人生をやっていけるって思いました。人に対しての思いやりがあって、自己犠牲というか、自分よりも相手を大切にするところが尊敬できた。付き合っていく中でそれをすごく感じられたので、僕はそれが決めてでした。
この人だったら間違いないと思いました。



人間性ということですね?



宣宏さん:
そう。そうですね。



奥様はどうだったのですか?



真由美さん:
彼は人に好かれるんです。周りにいつでも人がいて、いつでもだれとでも分け隔てなく、いつも人が周りにいるので、ああ、愛されるキャラなんだなあと。そういう優しさがいいなあと思って。
私にだけ特別優しいとか、そういうところじゃなくって、誰にでもそうだし。あとは家族をすごく大事にしているところ。
昔ながらのおうちなので、彼はお父様に敬語を使ったりしているんです。威厳のあるお父様がいらっしゃる家庭で、そういう家庭に育ったからこういう優しい人なんだなって。
付き合って3か月目くらいに、初めて福島のご家族にお会いしました。いつも家族から電話が来ていたり、家族の話をしていたりとか、そういう時に家族を大事にしているなあっていうのが見えたので。
「結婚」って家族と家族とのこともあるので、やっぱり家族を大切にする人っていいなあって思いました。

<後編へつづく>
インタビュー 2013年11月25日
千葉宣宏(のぶひろ)さん・(旧姓:三浦)真由美(まゆみ)さん 結婚のきっかけ

千葉宣宏(のぶひろ)さん・(旧姓:三浦)真由美(まゆみ)さん 結婚のきっかけ